ひとり旅をしたいけど、宿泊費の高さに悩んでいませんか?
コロナ禍が明けてから、外国人旅行者の増加や人件費、物価高により、宿泊費が高騰…
ホテルや旅館だと1泊1万円を超えることも多く、旅行の大きな出費になりがちです。
そこでおすすめなのが「ゲストハウス」。
2,000円〜5,000円程度で宿泊できるだけでなく、旅行者や地元の人との出会いも楽しめる宿泊施設です。
特にひとり旅をしている人が多く利用するため、同じくひとり旅中の旅人との交流が生まれやすく、「ひとりだけど寂しくない」というメリットも!
そのため、ひとり旅好きから特に人気なんです。
でも、「ゲストハウスって何?」「注意点は?」「どうやって予約するの?」など、気になる点も多いはず。
そこで今回は、ゲストハウスのあれこれを徹底解説します!
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ゲストハウスとは?
ゲストハウスは、宿泊形態のひとつで、トイレやシャワーなどの水回りやキッチン、リビングが共有の宿。
プライベート性が高いホテルや旅館とは異なり、初対面の宿泊者同士・宿のスタッフ・地域の人々など、他者との繋がりを重視した共用空間を設け、パブリック性が高いことが特徴です。
また、ドミトリー(相部屋)やアメニティ類の提供がないなど、サービスを最低限に留めることで、宿泊費用を安価(素泊まり1泊3500〜4500円)に設定していることも特徴です。
最近はおしゃれなゲストハウスが誕生したり、カフェが併設されたり、個室の部屋が設置されていたりと気軽に行けるようになってきました。
それによって、普段のコミュニティとは異なる関わり合いや、ガイドブックにはないローカルな情報を求めて、職業・年齢・国籍を問わず、多くの人々が集まるようになってきています。

ゲストハウスのここが好き
宿泊費が安い

一番の魅力はなんといっても宿泊費の安さ。
旅行中の出費で特に抑えたい宿泊費。
サービスが限られているからこそ、ホテルより安く宿泊できることが可能です。

素泊まりだからこそ、地元の飲食店に行って楽しむこともできますよ!
人との交流


ゲストハウスは初めて出会った人同士が気軽にコミュニケーションをとり、自然に語り合えるような、そんな空間になっているところが多いです。
さらに宿のスタッフは旅好きの人が多く、中には世界一周経験者もいます。
また、ゲストハウスならではの特徴で「ヘルパー」という制度があります。
宿ごとによって若干異なりますが、ヘルパーとは宿の掃除などのお手伝いをすることで、ゲストハウスに無料で宿泊することができる制度。
そのため、旅行者との交流やその町が好きで長期滞在したい人がヘルパーさんとして滞在していることもあります。
つまり、人との交流目的でゲストハウスを利用している人も多く、旅好きの人も多いので、自然と交流が生まれることが多いんです。
ひとり旅のとき、ふと寂しくなって誰かと話したくなる時があると思います。
ゲストハウスに泊まればスタッフや旅人たちとの交流が楽しめますので、寂しさもなくなるでしょう。
さらに、安価なゲストハウスは海外からの旅行者にも人気です。
海外からの旅行者は日本に長期滞在する人も多く、ゲストハウスが選ばれているみたいです。
普段関わりのないような人とも交流しやすい点もゲストハウスならではの良さ。



私はゲストハウスで海外の有名企業で働く日本に来た旅行者との出会いもあり、貴重なお仕事のお話を聞くことができました
地域の情報が手に入る


ゲストハウスに泊まって宿のスタッフや旅行者同士でお話することでおすすめの飲食店や観光地、お土産など、たくさんのことを知ることができます。
中には、ガイドブックに載っていないような穴場にたどり着くことも。
聞いた地元のおいしいお店や知る人ぞ知る絶景スポットを巡る旅もおもしろいですよ。



私は「とりあえず行こう」であまり調べずに行くことも多いので、よくゲストハウスでおすすめを聞いています
現地でお会いする方のほうが詳しいですし…笑
多様なコンセプト


ゲストハウスは宿のスタッフのごたわりが詰まっていることが多く、コンセプトや雰囲気が全く違うのも魅力です。
古民家のリノベーションや、スタッフ手作りの備品、スタッフの方の好きなもの、地元の工芸品など内装をみるだけで楽しいです。
写真をみて「この雰囲気自分に合っていそう」と思ったら、宿のスタッフの方とも意気投合するかもしれません。
自分の好みに合わせて探すのもゲストハウスならではの楽しさです。
ゲストハウスってどんな感じ?
宿泊スペースの種類
ゲストハウスの部屋タイプは、主にドミトリーと個室の2つに分類されます。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、旅のスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
ドミトリー(相部屋)


ドミトリーとは、1つの部屋に複数のベッドが配置された相部屋です。
多くの場合2段ベッドが数台配置されています。
各ベッドカーテンやパーティションで仕切られており、プライベート空間はわずかですがあります。
男女で分かれていない場合「混合ドミトリー」、分かれている場合「女性専用ドミトリー」「男性専用ドミトリー」と記載されていることもあります。
※混合ドミトリーでも宿泊者の状況で男女で部屋を分けていることが多いです
個室


ホテル同様の個室です。
ただし、ホテルと違いトイレや洗面所は共同であることが多いです。
ドミトリーに比べると、宿泊料金は少々割高になりますが、ほかの人に気を遣うことなく、リラックスして過ごしたい人にはおすすめです。
共用設備




共用部にリビング、調理器具なども自由に使えるキッチン、シャワー(浴室)、トイレ、洗面などがあります。
コインランドリーや飲み物や軽食の売店を設置しているゲストハウスもあり、中長期滞在の人にも使いやすいよう配慮されています。
ゲストハウスに泊まるためには?
予約方法
ホテルや旅館同様、予約サイトから予約できます。
楽天トラベルではゲストハウスの検索画面や絞り込みで選ぶことも可能です。




持っていくと便利なもの
スリッパ、アイマスク、耳栓、手提げバッグ、南京錠はあると便利かもしれません。
◯スリッパ
ホテルや旅館だと用意されているスリッパもゲストハウスにはないことが多いです。
館内を裸足で歩くことに抵抗がある方は、持ち運び用スリッパがあるとよいでしょう。
◯アイマスク/耳栓
ドミトリーだと夜遅く〜早朝も出入りがあり、目覚めてしまうことも。
そのため、アイマスクや耳栓など快適な睡眠環境を作るためにあると役立つかもしれません。
◯手提げバッグ
シャワーや洗面台が共用だと移動する必要があるため、移動する際に荷物をまとめられるものがあると良いです。
特にシャワーのときは着替えを入れるのにあると便利です。
私が使っている着替えの入れ物はこちらです


◯南京錠
色々な人が泊まるゲストハウスでは、貴重品の管理も自己責任です。ロッカーが用意されているところもありますが、ないところも。
小型の南京錠やセキュリティポーチを持っておくと、貴重品を安全に保管できます。
注意点
リビングやキッチン、ラウンジなどの共用スペースは基本的には自由に使って大丈夫ですが、ゲストハウスによっては利用時間の制限があるため、事前に確認が必要です。
また、深夜〜早朝はほかの宿泊客の迷惑にならないよう、静かに過ごす必要があります。
気になる質問
おすすめゲストハウス
編集部が実際に訪れたおすすめゲストハウスは別記事にて紹介しております!
また、ゲストハウスのプロが紹介しているマップもございます!


まとめ
ゲストハウスは、単なる安い宿泊施設ではなく、新しい出会いを提供してくれる素敵な場所です。
特にひとり旅では、その魅力が最大限に発揮されるでしょう。



私はゲストハウスに泊まって多くの人と出会い、さまざまな価値観に触れて世界観が広がりました。
次のひとり旅では、ぜひゲストハウスという選択肢を検討してみてください。
価格のお手軽さはもちろん、一期一会の出会いや地域の魅力発見など、ホテルや旅館では味わえない特別な体験ができると思います。


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