【ひとり旅インタビュー】自分のことがもっと好きになる 〜えみさん〜

ひとり旅が好きな人にひとり旅のお話をしてもらうインタビュー記事
ひとり旅のリアルなお話を聞いて、ひとり旅の良さを感じてもらえたら嬉しいです!

数年前からひとり旅を始め、今では年に5回以上もひとり旅をするえみさん。
実は、もともと旅に興味がなかったそうです。
そんなえみさんにひとり旅を始めた理由と楽しみ方についてお聞きしました。

<えみさんプロフィール>
好奇心旺盛で直感を大事にするタイプだが、超行動派な部分と、慎重になりすぎて動けない部分がどちらもある。
好きなことは旅、食べること、飲むこと(ビール好き)、居心地の良いカフェでのんびりすること、音楽フェスなど。

目次

もともとはひとり旅どころか旅に興味がなかった

ーまず、ひとり旅を始めたきっかけを教えてください

もともとひとり焼肉や買い物などひとり行動でできることは日常茶飯事だったんですよね。
ただ、旅行に興味がなく、ひとり旅をする理由がありませんでした。
旅行といえば、友人と遊ぶためのものだと思っていましたね。

でも、趣味の音楽フェスに参加するために友人と旅行をしている時に、ひとり旅でも訪れたいと思うような好きな場所が生まれてきたんです。
ひとり行動は苦手ではなかったので、そうなるとひとり旅に出るのは早かったです。
金曜日の仕事終わりにそのまま空港へ直行して旅に出るほどハマっていましたね笑

音楽フェス「Ultra Music Festival」ハマりすぎて本家のマイアミまで行ったとのこと

自分の好きな場所へ自由に行くひとり旅

ーもともとは友人との旅行をしていたとのことですが、ひとり旅だからこその楽しみは何ですか?

女子旅ではなく、節約旅行ができることですかね笑
友人との旅行では、いいホテルに泊まることが多いのですが、ひとり旅だとドミトリーのホテルを探しています。
穴場のドミトリーを探すのが楽しいんですよね。
安くて安全、おしゃれで清潔なドミトリーを見つけた時は本当に嬉しいです!

節約旅行は不便なところもありますが、旅能力が鍛えられる感じがして楽しんでいます

お気に入りのスターホステル

ー節約旅行は確かに友人との旅行だとしづらいですよね

そうなんです。
ただ、節約した分は自分の好きなところに集中してお金を使うようにしています

私はルーフトップバーやオシャレなカフェ、ホテルのアフタヌーンティーなどが好きなので、ここには妥協しません!
お金をかけるところとかけないところを自由に調整できるのもひとり旅だからこそですね。

タイのティチュカ ルーフトップバー

ーお金だけでなく、スケジュールも自由に調整できるのもいいですよね!

はい!社会人になってから自由に休みを取ることが難しく、なかなか友人との予定が合いません。
そのため、計画を立てても予定が合わず時間だけが過ぎてしまったり、友人の都合で短期滞在になってしまったりと自分の思うような旅行が難しいです。

また、私は気にしすぎる性格なこともあり、旅行中は、「友人が疲れていないか」「私はお腹が空いているが友人はどうか」「私が行きたい場所に友人も興味があるか」など考えすぎてしまい、楽しめないこともありました。

なので、友人のことを考えなくて良い、ひとり旅はとても気楽に感じますね

ひとり旅が自分のことをもっと好きにさせてくれる

ーひとり旅の好きなことを教えてください

ひとり旅をすると自分のことがもっと好きになるんですよね

準備から手配まですべて自分でやらなきゃいけないのがひとり旅です。
旅先では初めての場所の探索や新たな出会い、トラブルなど、予想がつかないことがたくさん起こります。

ひとり旅はまさに冒険。
それらをひとつずつ乗り越えた時「自分すごいじゃん」って思うんですよね。

また、ひとりで旅を楽しめていることや「ひとり旅すごいね」と言われることに嬉しくなるんです。
ひとり旅は私にとって、自己肯定感を上げてくれるものです。

ドミトリーで知り合ったひとり旅仲間とご飯に行った時の写真

ひとり旅は身近なところからできる

ーひとり旅に興味のある人にメッセージをお願いします!
「ひとり旅」というと旅慣れた上級者や、とても行動力のある人にしかできないと思っていませんか?

ちょっと言い換えて「ひとりで出かけること」とするとどうでしょうか?
通勤や買い物など、日常的にひとりで出かける場面は多いはず。
その延長として、仕事終わりにお気に入りのカフェに行ってほっと一息ついたり、買い物のついでに少し遠くのおいしいパン屋さんまで足を延ばしたり……。

距離に関係なく好きな場所へひとりで出かけることそのものが、ひとり旅と言えると思うのです。

旅の行き先は、必ずしも遠い観光地である必要はありません。
そう考えると、ひとり旅に対するハードルが下がった気がしませんか?

ー「距離は関係ない」とは目から鱗です。ハードルが高いと感じてしまうのは、このようなイメージがあるのもひとつの理由かもしれませんね…

そうですね、ひとり旅は、決してハードルが高いことでも、特別なことでもありません!
誰でも、いつでも、思い立ったその瞬間からできるのです。

「あなたの好きな場所はどこですか?」「 いま行きたいところはどこですか?」
この話を通して、「自分でもひとり旅ができるかも」と思っていただけたら嬉しいですね。

インタビューを終えて

えみさんのお話を聞いていると、「ひとり旅」とは何なのか、改めて考えさせられました。
「距離に関係なく好きな場所へひとりで出かけることそのものが、ひとり旅と言える」というお話は、興味はあるけれどハードルが高いと感じている人たちにとって、大きな励みになるのではないでしょうか

また、えみさんの「自分のことがもっと好きになる」というお話には、ひとり旅の本質的な価値が詰まっているように感じました。日常から離れ、自分自身と向き合う時間。それは単なる観光以上の、自己発見と成長の機会なのかもしれません。

最後に、もともと旅に興味がなかったえみさんが、今では年に5回以上もひとり旅を楽しむようになったお話を聞いて、
誰でもがひとり旅を始められると思いましたね。

まずは、近所のカフェに行くことから始まり、徐々に行動範囲を広げていく。そんな小さな一歩から、新しい自分との出会いが始まるのかもしれません。

まずは気軽にできるところから、一歩を踏み出してみませんか?

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この記事を書いた人

大学生の時に初のひとり旅で日本一周した際に、現地の人との交流が面白く、ひとり旅にハマる。

それ以降、旅しながら授業を受けたり、マレー半島縦断したりと学生時代は年間100泊旅をしてきた。

社会人になってからも、土日に旅をすることも多い。

ひとり旅の好きなところは、色々な出会いがあることと、自由で選択肢が多いところ。(旅行中はかなり気分屋なので)

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