【実体験レビュー】ネットカフェで宿泊|安い料金でちゃんと寝れる?実際に泊まって検証してみた!

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ひとり旅で宿泊費を抑えたい時、ネットカフェを検討した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私もずっと気になっていましたが、「実際に寝れるの?」「快適なの?」という不安があり、なかなか宿泊できませんでした。
このような不安を持っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際にネットカフェで寝泊まりしてみると、想像以上に快適で、ひとり旅の宿泊先の一つの選択肢になると実感しました。
この記事では、実際にネットカフェ宿泊をした私が、料金の安さ、館内の様子、快適性について正直にレビューします。

ネットカフェでの寝泊まりを検討している方の参考になれば幸いです。

※今回は利用した快活CLUBをメインにネットカフェのお話をします

ネットカフェは条件次第では宿泊費を抑えられる良い宿泊手段。
宿泊費、豊富な無料サービス、24時間営業の利便性は大きな魅力です。

一方で、熟睡できるかには不安があり、翌日に体力を要する予定がある場合は慎重に検討することがおすすめ。
漫画好きで予算を抑えたい人、ホテル滞在時間が短い人、急な宿泊先確保が必要な人にとっては、おすすめの宿泊手段と言えます。

重要なのは、ネットカフェを「格安ホテルの代替」ではなく、「漫画カフェ付きの仮眠スペース」として理解することだと思います。

目次

ネットカフェの料金|どれくらい安い?

ナイトパックの滞在では半額以上やすくなることも

気になる料金について、
ナイトパックでの滞在であればホテルに泊まるよりも半額以上安くなることもあります!

今回宿泊した山口県下関エリアのネットカフェと周辺のホテルの料金を比較しました!

部屋タイプ料金
ナイト12時間パックブース(フルフラット、リクライニング)2,530円
ナイト12時間パック鍵付完全個室2,990円
ビジネスホテルカプセル4,144円
ビジネスホテル相場シングル6,000円〜7,000円
ゲストハウスドミトリー5,400円
宿泊した快活CLUBの料金
下関周辺の大人1名の宿泊費

また、ネットカフェには料金に漫画読み放題や飲み物飲み放題、ソフトクリーム食べ放題なども含まれているので、他の宿泊場所と比べてとてもコスパが良いと言えると思います!

通常プランでホテルのような滞在ではあまり安くならない

先ほどの料金はナイトパックで12時間滞在をした際のものです。
しかし、ホテルでは15時チェックイン、10時チェックアウトなどの決められた時間内では何時間滞在していても料金は変わりません。

一方、ネットカフェは滞在した時間によって料金が変わってきます。
そこで、15時〜10時まで利用した際の料金を比較してみます。

部屋タイプ料金
21時間パックブース(フルフラット、リクライニング)4,730円
21時間パック鍵付完全個室5,610円
ビジネスホテルカプセル4,144円
ビジネスホテル相場シングル6,000円〜7,000円
ゲストハウスドミトリー5,400円
※快活CLUBは10分ごとの追加料金がパック料金を超えた場合は、パック料金の値段になります

料金が他の宿泊施設とあまり変わらなくなりました。

ビジネスホテルでは洗面台やお手洗い、シャワーが各部屋にあって、ベットで寝ることができますが、ネットカフェでは洗面台、お手洗い、シャワーすべてが共用です。
また、ベットはありません。

これらを踏まえると、料金の差額ほどお得ということではないでしょう。

つまり、利用する時間によって、安いかは変わってくるということになります。

ネットカフェで寝れる?|ブースはこんな感じ!

快活CLUBでは、ブースタイプがフラットシートとリクライニングシート、鍵付完全個室タイプに大きく分かれます。

フラットシートはフラットなマットと座椅子があるタイプで、靴を脱いでくつろぐことができます。
リクライニングシートは背もたれが倒れる、ゆったりとしたリクライニングチェアがあるブースです。

これらのブースは完全な個室ではありません。
ブースごとに鍵はなく、壁も仕切りで天井までつながっておりません。
そのため、天井のライトの光が常に入ってきたり、周囲の音や自分の音も聞こえたり、ブースを離れるときに盗難のリスクがあったりする状況です。

小さいですが、鍵付の金庫はあります

この問題が解決できるのが、鍵付完全個室タイプです。
鍵付完全個室タイプにも靴を脱いでくつろげるタイプとリクライニングチェアのタイプがあります。

個室タイプであれば、周りの音やセキュリティを気にせず利用できます。

ネットカフェ宿泊記|私はこんな感じで泊まった!

8月にひとり旅で山口県を訪れた際に快活CLUB下関綾羅木店を利用しました。

<ネットカフェに泊まろうと思った理由>
・土曜日でゲストハウスは満室、ビジネスホテルは宿泊費が高かった
・夜遅くまで予定があったのと、次の日も予定があったので、ホテルでゆっくりする時間があまりなさそうだった
・以前読んでいた漫画の続きが気になっていた

23時 終電で到着して入室

前の予定の関係で終電で来ました。
遅い時間だったのでブースが空いているか不安でしたが、目当てのフラットシートのブースは空いていました。
※鍵付完全個室は満室でした

23時30分 ソフトクリームや飲み物を飲みつつ漫画を読む

本当はすぐにシャワーを浴びたかったのですが、夜のピークの時間もあったのか満室。
そこで、ソフトクリームやジュースを飲んで、休憩しました。

今回読みたかった漫画はこちらの「正直不動産」。
嘘がつけなくなった不動産営業マンの主人公が正直な営業をしていくストーリーです。
不動産業界の闇の部分が見れるのと、仕事への姿勢で学ぶべきことも多く、とてもおもしろくて続きが気になっていたものでした。

これを前回の続きから最新刊まで一気見します。

1時30分 シャワー

この時間になるとシャワーも空いていたので、シャワーをやっと浴びました。
洗面所含め、想像以上にきれいで、特に不快に思うところなく利用できました。
※シャワー、洗面所は男女別

今回の店舗はシャワーが無料でしたが、シャワーが有料だったり、バスタオルが無料だったりと店舗によって違いがあるみたいです。

2時 就寝

シャワーを浴びたら眠くなってきたので、寝ました。
168cmの私は足を伸ばしても寝れるほど、ブースはゆとりがありました。

また、ブランケットが無料貸し出し品にあったので、これを2枚使って毛布に、肘置きを枕代わりにして寝ました。
幸いなことに、いびきが気になる人が周りにいなかったこともあり、すぐに寝れました。

5時 起床

寒くて目が冷めてしまいました。
ブランケットを使っていたとしても、素材が薄いので冷房が効いているブースではけっこうしんどかったです…

また、枕代わりにしていた肘置きも固く、熟睡とはならなかったんだと思います。
ここで寝るのは諦めて、正直不動産の続きを読み始めました。

8時 朝食

お腹が空いたので、モーニングを注文しました。
食パン1枚とポテトでなんと100円なんです。

ドリンクバーでコーヒーを入れれば、大満足のモーニングでした。
また、ドリンクバーには味噌汁やスープもあったので、これらも利用するのも良いと思います。

10時 退室

次の予定があるため、退室しました。
料金は2,630円(ナイト12時間パック2,530円、朝食100円)でした。

読みたい漫画を読めて、この料金はとてもお得でした!


ネットカフェのここに注意

貴重品の管理に注意

鍵付完全個室タイプでなければ、ブースに鍵はありません。
シャワーや飲み物、漫画など、ブースを離れるときは貴重品は持っていくと安心です。

宿泊グッズを忘れずに

ホテルと違ってアメニティはありません。
歯ブラシやタオルは忘れないようにしましょう。
※受付で販売していることもあります

睡眠が不安な方は準備を

ホテルのようにベットではないので、寝れるか不安な方は準備しておくことがおすすめ。
ネットカフェならではの特徴として①明るい②音が気になる③寒い(温度調整ができない)ので、アイマスクや上着、耳栓などがあると良いと思います。
また、枕になるようなものがあるといいと思います。

ただ、ベットではないので、熟睡を期待しすぎない方が良いと思います。

私は洋服を入れているこの圧縮袋がいつも枕代わりにしています。

<持っていったほうが良いもの>
・歯ブラシ
・タオル
・上着
・枕代わりになるもの
・アイマスク
・耳栓

よくある疑問

ネットカフェって何時間から利用できる?

特に指定はありません。
最初の30分が基本料金として、最低かかる場所が多そうです。

予約は必要?

基本的に予約不要です。
ただし、快活CLUBの鍵付完全個室は事前予約ができるので、予約した方が安心です。

シャワーは使える?

大手チェーン(快活CLUBなど)であれば基本的に利用可能です。
料金やタオルレンタルは店舗により異なります。

食事はどうしたらいい?

店内で注文可能です。持ち込みOKな店舗も多いです。

途中外出したいです

大手チェーン(快活CLUBなど)であれば基本的に可能です。
個人店などでは、前金を預けたり、禁止されていたりする店舗もあります。

ネットカフェ宿泊のまとめ

ネットカフェ宿泊について、イメージ湧きましたでしょうか。
最後に、私の思うネットカフェ宿泊をまとめます!

ネットカフェのメリット・デメリット

・宿泊費を抑えつつ、漫画を楽しみながら宿泊できる(特にナイトパックで)
・時間に応じた料金のため、旅行スタイルに合わせて柔軟にできる
・24時間営業でいつでも入退室ができる
・予約不要で直前でも利用できる

・ベットほどの寝心地は期待できない
・他の音や照明が気になる可能性がある
・混雑時は利用できない場合がある

こんな人におすすめ

・とにかく予算を抑えたい人
・深夜着or早朝発の人
・読みたい漫画がある人
・ホテル滞在時間が短い人
・繁忙期でホテルが埋まってしまい、予約ができない人
・どこでも寝られる人

ネットカフェは条件次第では宿泊費を抑えられる良い宿泊手段です。

ただし、ホテルと比べると、寝る環境としては厳しいのは事実。
ネットカフェを「格安ホテルの代替」ではなく、「漫画カフェ付きの仮眠スペース」と考え、「しっかり寝る場所」ではなく「快適に時間を過ごせる場所」として考えるのが良いと思います!

ネットカフェ宿泊の参考になりましたら、幸いです!

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